(工藤さんとキリストとの出会いなど...)
私が初めて聖書のみことばを聞いたのは、17歳の時でした。音大を志すようになった私は、受験講座と間違って録音したラジオ福音放送で、「主は生きておられます。」という言葉を聞いたのです。心がすさんでどうしようもなく、陰ではものを盗んだりうそをついたりしていた私に、このことばは何か一条の光のように感じられ、それから聖書を買って読むようになりました。
音大卒業後、1983年にスペインに留学しましたが、聖書を読み続けていた私は、滅びの恐怖に襲われるようになっていました。そして救いを求めて祈っていた時、アメリカ人宣教師アンデルード夫妻に出会ったのです。
「しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、
神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。」(新約聖書 ローマ人への手紙 5章8節)
このみことばを宣教師に示された時、イエス様がまだこの私の罪の身代わりとなって死んでくださったことが初めて分かり、そしてこれからは、私に命を与えてくださったイエス様のために生きたいと決心したのでした。この日から、10年来読んできてどうしても理解できなからた聖書が、目からうろこが落ちるように分かっていきました。
その後、みことばに堅く立つキリストの弟子たちの群れをつくることを目指して伝道を始めたご夫妻のもとで訓練を受け、1987年、開拓伝道のためドイツのハンブルクに渡った宣教師たちに同行しました。同じ頃から、私のヨーロッパでのコンサート活動も始まりました。
1990年、それまで家庭集会であった信仰者の群れを、Glauben Leben(信仰・生活)という名称で発足させることができました。そして1993年には、FGeC 一 キリスト者福音自由教会(Freie Gemeinde evangelischer Christen)と改名し、同年、私はその教会の音楽伝道師となりました。
その頃から、帰国の度に、私にも日本の教会で、賛美やキリストをお伝えするコンサートの働きの機会が与えられるようになりました。同時にドイツ各地でも、賛美の働きが増えてきました。そのような主の導きを通して、私は与えられた音楽の賜物を用いて、もっと日本でも、そして許されるなら、世界の人々にキリストの福音を伝えたいと強く切望するようになり、今日に至っています。
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