「死ぬべきものがいのちにのまれてしまうために」(聖書)
私たちの教会のそばには、毎年見事な花を咲かせる桜並木があります。その桜の木々の間を縫っているかのようにのびている大学通りは、ちょっとした観光名所にもなっています。今年もそんな季節がやってきました。新入大学生やカップル、家族連れできっとにぎわうことでしょう。
教会歴でいうと、この時期はイースター(イエス・キリストの復活を記念する日)になります。イースターはその年によって月日が移動することもあってか、日本では馴染みが薄いキリスト教の記念日です。それでも最近では日本でもイースターに「イースター・エッグ」を販売する某有名ファーストフード店が出てきています。なぜ、イースターに「たまご」かというと、殻を破って生まれてくるひなの姿に、復活したイエス・キリストのいのちに生きる私たちの希望を見てのことでしょう。
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