「福音に生きる」とはどういうことですか？ もしあなたが、この質問を受けたらどう答えますか。

今秋の聖書講演会は、聖契神学校校長の関野祐二先生を迎え、2週に亘り、礼拝と講演会を通して、キリスト者のこの根源的な問題について共に考え、理解を深めようとチャレンジを受けることになりました。このテーマを選んだ理由について関野先生は次のように言っています。

「神学校でいろいろな科目を担当し、神学生たちと話し合いながら、『福音に生きる』とはどういうものかをずっと考えさせられています。これがわからなければ、キリスト者の自由も、きよい生活も、この世へのかかわりも、健全な教会形成も不可能であろうとの確信を深めているところです。

そこで、『狭い道と細い道』を歩むというキリスト者のライフスタイルを最初の説教で皆さんにぶつけ、世の基準と異なる歩みの差別化と『福音に生かされている』という恵みを通奏低音のように響かせながら、福音に生きるキリスト者とはどのような歩みをすべきなのか、ともに考える連続講演にしようと思います。」

礼拝　「狭い門と細い道を選ぶ者」
　　　　　　 （マタイの福音書　7章 13-14節）
　　　　　10月12日（日）　10：30 〜

講演　「自分の十字架を負う者」
　　　　（マルコの福音書　8章 34-38節）
　　　　　10月12日（日）　13：00 〜

礼拝　「世界宣教する預言者」
　　　　（創世記 18章 16-33節、19章 27-29節）
　　　　　10月19日（日）　10：30 〜

講演　「試みず信頼する共同体」
　　　　（ルカの福音書　4章 9-12節）
　　　　　10月19日（日）　13：00 〜

関野 祐二 師 プロフィール

聖契神学校校長。日本聖契キリスト教団・鶴見聖契キリスト教会主任牧師。1959年、神奈川県南足柄市生まれ。1990年、東京基督神学校卒。聖契神学校では、新約学諸科目、聖書解釈学、組織神学等を担当。共著「原理主義」（JEA神学委員会パンフレット6）、訳書『ティンデル聖書注解・エゼキエル書』（いのちのことば社）。JEA神学委員、日本福音主義神学会東部部会理事（組織神学部門）。趣味は天文学。日本変光星研究会会員。家族は妻と一男二女。東京都目黒区在住。